MONROE 純正採用車種
1916年以降純正採用されている車種の一部をご紹介します。
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2016年、モンローはおかげさまで100周年を迎えました。
これもひとえに皆様方のご支援とご愛顧の賜物と深く感謝申し上げます。
世界初のショックアブソーバを生み出したモンローの歴史は、
挑戦と革新の歴史でもあり、ショックアブソーバの歴史でもあります。
これまでも、これからも、時代の先を往く走りを求めて、モンローは走り続けます。
MONROEの歴史はタイヤポンプから始まった。
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1916年、第一次世界大戦勃発から2年、ガソリンスタンドもカーショップもまだ無かった時代、当時若い技術者であり、青年実業家でもあったオーガスト F.マイヤーは道行く車のタイヤが頻繁にパンクし、ドライバーが路上で修理している光景を見て、モンローの前身となるタイヤポンプの製造会社ブリストブラストマニュファクチュアリングカンパニーをアメリカで創設しました。
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地元のダッジディーラーに勤めていたチャールズ S.マクリンタイヤーを共同経営者として招き入れました。彼は自動車産業を熟知していて、明確なビジョンを持っていました。
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初のセルフオイル式シングルタンクのタイヤポンプを開発し、1年間に2百万超のポンプを売り上げました。そして同年、社名をモンローオートイクイップメントマニュファクチュアリングカンパニーに変更しました。
ショックアブソーバの歴史のはじまり
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シングルタンクのタイヤポンプのテクノロジーを生かし、世界初のショックアブソーバとなるモンローショックエリミネーター(衝撃除去機)を開発しました。
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多角化を目指したモンローは、社名をモンローオートイクイップメントカンパニーに変更しました。
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大学の教授でもあり、モンローの技術者でもあった J. M. ニコルセンが現在のショックアブソーバの原型となるダブルアクション式(伸び縮み双方に働く)ショックアブソーバを開発しました。
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直動式ショックアブソーバの開発がモンローの成功の始まりです。これは現在の全てショックアブソーバデザインの基本形となっています。
ORIGINAL EQUIPMENT (純正採用)
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大手自動車メーカーが純正品としてモンロー直動式ショックアブソーバを採用しました。
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ショックアブソーバ市場以外での最初の成功はスウェイバー (スタビライザー) の開発でした。この製品はその後30年以上に亘り市場を独占しました。
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ブラウワー・D、ウィリアム・D、チャールズ・S・ジュニアとチャールズ・S・マッキンタイヤー・シニアの息子たちは会社の所有経営を担いました。彼らは意思決定を共有するマネジメントスタイルを確立し、次の30年以上に亘って高い効果を上げました。
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モンローは特別車輛のショックを製造することで、更に名声を高めました。1938年には初の鉄道客車用のショックアブソーバを発売しました。
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第二次世界大戦中になると、20mmミサイル、タンクシート、タイヤポンプ、油圧バルブなどを生産し、海軍サービスアワードの5つの部門で表彰されました。
世界に広がり始めた名声
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サービスステーションに設置したモンローマチックイエローバレルは人目を惹き、その後10年間を通してモンローが世界に認知されました。
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モンローマチックは世界で一番有名なショックアブソーバとして認知され、アフターマーケット業界の標準となり、1950年代にはほとんどのアメリカの主要な自動車メーカーで純正採用されるようになりました。
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ビル・ブコビッチはアメリカ最大のレーシングイベント”インディー500”で、モンローショックを装着して優勝しました。その後23年間のうち22レースで勝利をおさめ、ワンメイクのモンローショックは世界中のドライバーの間でその名をとどろかせました。
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ジョージア州ハートウェルに工場を設立し、主要な製品の生産をここに集約しました。
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長年の研究ののち、モンローは世界で初めてリアロードレベラースタビライザーユニットを開発しました。
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インディ500の優勝に続き、頑丈で高性能を求めるアプリケーション用のショックが消費者向けに発売されました。
世界各国へ進出
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市場により良いサービスを提供するためにアメリカ・ネブラスカ州コザットに新しい工場を設立しました。
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モンローはアメリカ国内で培った知識と専門技術を生かし、1964年にベルギー、セントトゥルーデンに開発製造拠点を設置し、これを皮切りに世界各国へ進出を開始しました。
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アメリカ・アーカンソー州パラゴールドにアメリカ国内では3つめとなる工場を設立しました。
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1973年に日本に100%資本の子会社であるモンロージャパンを設立し、日本のアフターマーケット向けにショックアブソーバの輸入、販売を開始しました。
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モンローはスペイン市場にも投入を開始しました。
同年ブラジルにも到達し、ウナムーノ社とMAP自動車部品会社を買収。イノベーションと成功の歴史がここから始まりました。
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カナダに完全子会社を設立しました。
ブランドと製品ラインの拡張
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モンローはテネコ社の一部となることで、多角化と多国籍化による世界展開の機会を手にしました。
同年テネコ社に自動車部品事業部が設立され、アメリカビックスリーとの事業を拡大していきました。その後自動車部門は飛躍的な発展を遂げ、ヨーロッパの一流メーカーに採用されるようになりました。
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世界初のストラット(フォード トーラス用)の開発・製造を開始しました。ストラットはすぐにライドコントロール産業において重要な製品となり、その後モンローは初のガス入りショックを製造し始めました。
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WH ワイリー社を買収することによりオーストラリアへ進出し、モンローオーストラリア社を設立しました。
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イギリスのサスペンションメーカーであるアームストロングイクイップメント社を買収し、欧州での可視性を上げました。
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ライトトラックやSUV分野でアフターマーケットをリードしていたランチョインダストリー社を買収し、事業拡大をさらに加速させました。
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センサトラックショックアブソーバを開発しました。センサトラックは、溝チューブ技術により広範囲にわたる走行条件化で安定性を保つ機能を特長としました。
ブランドと製品ラインの拡張
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1995年11月に北京市内にモンローショックアブソーバ社を設立。最初の顧客はシトロエンでした。
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アルゼンチンのショックアブソーバブランドであるフリックロット社を買収しました。
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モンローリフレックスを開発しました。このUS版リフレックスは緻密なハンドリングと快適なドライブを実現する、当時では唯一のショックで、この画期的な技術はインパクトセンサーテクノロジーによって実現されました。
同年、オーストラリアのキネティック社を買収し、キネティックサスペンションシステムとセーフティーテクノロジーを取得しました。
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CVSA (電子制御サスペンションシステム) を開発し、当時の新型メルセデスペンツCクラスへ採用されました。自動制御によるサスペンションシステムは、常に道路状況とドライバーの操作に作用し、走行快適性と安全性を高めます。
さらに世界各国へ広がり続ける
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2008年4月にインド・ハリヤナ州バワルに製造工場を設立しました。
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タイ・チョンブリーに立地するアマタナコーン工場団地にテネコオートモティブ(タイ)社を設立しました。
そして同年、南インドのチェンナイへも製造工場を設立しました。
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スペイン バスク自治州に位置するエルムアにOEプラント兼イノベーションセンターを開設しました。
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インド西部のチャカンに製造工場を設立しました。
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インド・グジャラート州サナンドに製造工場を設立しました。
そして、同年4月に中国・蘇州市にテネコライドコントロール社を設立しました。
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ポーランド西部のグリヴィツェにAMプラントを設立しました。
100周年、そしてこれからも・・・
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タイヤポンプから始まり、革新技術により誕生した電子制御サスペンションシステムまで、モンローは世界に通用する技術力で時代をリードし続けています。
モンローの生産設備及び物流機能は、確かな設計開発プロセスと品質管理により世界の自動車メーカーから指定される高い品質基準に適応しています。業界屈指の技術力と名だたる自動車メーカーに 認められた実績と信頼性がモンローの真価の礎となっています。
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1916年以降純正採用されている車種の一部をご紹介します。
